【広告主必見】アフィリエイト広告の運用事例を7つ大公開

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公開日:2023.02.15 / 最終更新日:2024.06.19


「アフィリエイト広告の成果が伸び悩んでいる」
「アフィリエイト広告で成果を伸ばす方法が分からない…」

こんな悩みを抱えている企業は多いのではないでしょうか?

アフィリエイト広告で成果を伸ばすためには、メディア開拓、メディア強化、強化施策を地道に実行し続けることが重要です。

この記事では、アフィリエイト広告の運用代行で17年の実績を誇る弊社シードが、アフィリエイト広告の運用事例を紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

【事例1】パソコンEC 売り上げ:約4倍に

まず最初に取り上げる事例が、パソコンメーカーA社のパソコンECサイトのアフィリエイト広告です。

A社は知名度の高いパソコンメーカーです。

複数のWebマーケティングの施策の中心として、アフィリエイト広告を利用しています。

【運用代行前】社内工数過多が課題に

弊社でアフィリエイト広告の運用代行を行う前までは、自社で全ての運用業務を実施していたA社。

新規メディアの提携審査や発生した注文の承認作業等、社内スタッフだけではとても手が回らないため、アフィリエイト広告の運用代行先として弊社にお声がけいただきました。

弊社で運用代行を開始してからは、A社の社内工数削減を実現しつつ、A社では手が回らなかった有力メディアの開拓やメディアごとの個別交渉も丁寧に実施することにより売り上げを大幅に拡大させることに成功しました。

【運用代行後】売り上げが約4倍に

弊社にて運用代行を開始してから売り上げが伸び始め、約4倍以上に拡大することができました。

ここからは、弊社が実際にどのような運用を行なったか詳細に紹介します。

弊社では主に以下4つの施策を実施しました。

  • ASPに依存しないメディア開拓
  • 既存メディアの定点観測
  • 新製品の実機レビューの実施
  • 有力YouTuberの開拓

【施策1】ASPに依存しないメディア開拓

一般的なアフィリエイト広告運用では、新規のメディアを開拓する作業は、アフィリエイトASPに一任することが多いです。

ですが、ASPに任せきりですとなかなかメディアの開拓が進まないことも多いため、広告主自ら有力なメディアを開拓する必要があります。

A社の場合でも、弊社自ら有力メディアの一覧をリストアップし、直接アプローチを実施しました。

また、弊社では複数のアフィリエイト広告を運用しているため、別の案件でつながっている有力なメディアに声がけし、A社の広告掲載の打診を進めました。

その結果、短期間のうちに広告掲載サイトを増やすことに成功しました。

加えて、有力メディアには新発売のパソコンの実機レビューをお願いするなど、メディアごとに個別対応を継続的に実施しました。

【ポイント】
・アフィリエイトASPに依存しないメディア開拓を実施
・メディアごとに個別対応を行うことで良質な記事を作成

【施策2】既存メディアの定点観測

有力メディアの発生状況や広告掲載状況をレポートにまとめ定点観測しました。

また、GoogleのSEOアルゴリズム変更によるメディアの掲載順位の変化や他社の施策状況を常にチェックし、外部要因に変化がないか常に目を光らせました。

メディアの掲載状況、業界トレンド、他社の動向などを常にチェックすることで、先手先手でアクションを実行できるようにしています。

【ポイント】
・有力メディアの発生状況や掲載状況を定点観測
・SEOアルゴリズムや競合他社の動向をチェック

【施策3】新製品の実機レビューの実施

新製品が登場するたびに、メディアに対して実機を使ったレビューを積極的に実施しました。

メディアにパソコンの実機をレンタルし、実際に使用した様子や感想をレビュー記事でまとめてもらいます。

実機レビューを実施することで、信頼性の高い高品質な記事の作成を実現可能です。

【ポイント】
・新製品の実機レビューを積極的に実施

【施策4】有力YouTuberの開拓

SEOメディアだけではなく、YouTuberの開拓も積極的に実施しました。

パソコンに特化した有力YouTuberと交渉し、固定費用と成果報酬を支払う代わりに毎月定期的に動画をアップいただく運用を行いました。

実機レビューも行い、実際にパソコンを使用した様子を動画で投稿することで、ユーザー訴求の強い動画の作成に努めました。

【ポイント】
・有力YouTuberと提携

ここにあげた4つ以外にもさまざまな施策を実施することで、A社の売り上げは順調に伸びていき、売り上げ約4倍を達成することができました。

アフィリエイト広告で成果を伸ばすためには、きめ細かい対応が不可欠だといえます。

【事例2】マッチングサイト 新規登録数:約1,500件/月→約7,500件/月

続けての事例が、大手マッチングサイトB社の事例です。

【運用代行前】会員獲得数の伸び悩み

B社は自社でアフィリエイト広告の運用を行なっていましたが、新規メディアの開拓が思うように進まず、アフィリエイト広告経由の会員獲得数が伸び悩んでいました。

そこで、弊社にお声がけをいただき、アフィリエイト広告の運用代行を行うことになりました。

【運用代行後】会員獲得数が4倍以上に増加

弊社でアフィリエイト運用代行を開始してから、新規メディアの開拓とメディアごとの個別交渉を積極的に行った結果、もともと月間約1,500件だった発生件数を約7,500件と5倍程度まで伸ばすことに成功しました。

弊社で実施した主な施策はこちらの3つです。

  • 有力メディアとの直接交渉
  • リクルーティングキーワードの拡大
  • ITP対応の実施

【施策1】有力メディアとの直接交渉

B社の場合、ある程度メディアの開拓が進んでいたため、まずは発生件数上位の有力メディアと直接交渉を行い、メディアごとに施策を実施しました。

例えば、B社のサービスを紹介する独占記事の作成などです。

必要に応じて通常報酬よりも高い特別報酬(特単)を設定しました。

また、無料会員登録から有料会員登録への引き上げ率や課金額をメディア毎に確認し、LTV(ライフタイムバリュー)に応じて個別に特別報酬を設定するなど、LTVの高いメディアを優先的に強化することで、質の高いユーザーの獲得を実現しました。

【ポイント】
・すでに成果の発生している有力メディアと個別交渉を行う
・メディア毎にLTVを計測し強化を行うことで獲得ユーザーの質を向上

【施策2】リクルーティングキーワードの拡大

新規のメディアを開拓することを「リクルーティング」といいますが、リクルーティングのもととなるキーワードを拡大することで、今まで開拓できなかったメディアの開拓を行いました。

例えば「マッチングサイト おすすめ」といったキーワードで表示されるメディアの開拓はある程度進んでいましたので、新たに「シンパパ」「シンママ」といった切り口でのロングテールキーワードでのリクルーティングを行いました。

また、新しくつながったメディアと直接交渉を行い、広告掲載面の充実を図りました。

【ポイント】
・リクルーティングキーワードの拡大による新規メディアの開拓

【施策3】ITP対応の実施

ITP(Intelligent Tracking Prevention)とは、iPhoneのSafariブラウザに搭載されているCookieを使ったトラッキングを防止する機能のことをいいます。

ITP対応を行わないと、アフィリエイト広告経由の成果計測に漏れが生じるため、メディアにとっての機会損失が生じ、B社の広告掲載が円滑に進まない恐れがありました。

そのため、ITP対応を早急に進めました。

【ポイント】
・アフィリエイト広告を行うならITP対応は必須

B社のようにある程度メディアの開拓が進んでいる場合には、まずは最優先で既存のメディアの強化を行い、それから新規リクルーティングを進めると効率的に成果を伸ばすことができます。

【事例3】オーガニック化粧品EC 注文金額:約80万円/月→約950万円/月

最後の事例は、オーガニック化粧品を販売するC社の事例です。

【運用代行前】売り上げの頭打ち

C社も自社でアフィリエイト広告の運用を行なっていましたが、運用がうまくいかず売り上げが伸び悩んでいました。

そんな折、弊社に相談いただき、運用代行を行うことになりました。

【運用代行後】半年で売り上げが11倍に拡大

弊社で運用代行を開始してから6ヶ月で、もともと月間80万円程度だったアフィリエイト広告経由の売り上げが約12倍の950万円まで拡大しました。

弊社では主に4つの施策を実施しました。

  • 商品提供の実施
  • 女性ブロガーへのリクルーティング
  • 有力美容メディアへのアプローチ
  • ブロガー座談会の開催

【施策1】商品提供の実施

化粧品関連のアフィリエイト広告では、実際の使用感や効果などをユーザーに体感してもらうことが非常に大切です。

そこで、新規で提携したメディアに対して積極的に商品提供を実施しました。

メディアに実際に商品を使用いただき、そのレビュー記事を書いてもらうことで質の高い記事の作成につなげました。

【ポイント】
・商品提供を行うことで質の高い記事を作成

【施策2】女性ブロガーへのリクルーティング

C社の主なターゲットは女性でしたので、女性ブロガーを中心にリクルーティングを実施しました。

弊社で継続的にリクルーティングを行った結果、運用代行開始時に約6,000サイトだった提携サイト数が約14,000サイトまで拡大しています。

提携メディア数が増えることはもちろん大切ですが、それ以上に商品と親和性の高いメディアとつながることが大切です。

【ポイント】
・商品と親和性の高いメディアにリクルーティングを行う

【施策3】有力な美容メディアへのアプローチ

美容ジャンルでSEO上位に位置するメディアをリストアップし、個別交渉を実施しました。

例えば特別報酬のみで掲載が進められるか、毎月の掲載固定費が必要か、細かに交渉を行い、C社と連携しながら実施可否の判断を行いました。

【ポイント】
・美容ジャンルの有力メディアとの個別交渉を行う

【施策4】ブロガー座談会の開催

メディアを運営するブロガーを座談会形式で集め、実際に商品を使ってみたり、C社の担当者から商品の特徴を直接説明してもらう場を設けました。

座談会を実施することで、質の高い記事が拡散することにつながり、CVR(成約率)の向上が期待できます。

また、メディア側の執筆意欲も湧くため、有効な手段だといえます。

【ポイント】
・座談会を実施する

 

【注意点】
美容系商材に関しては、現在では、美容ブロガーがGoogle等の検索エンジンで上位表示され難くなっているため、アドアフィリエイトと言われる手法を中心に運用を行っていく必要があります。

【事例4】クレジットカード 発券数:約500件/月→約4,500件/月

クレジットカード会社D社の事例を紹介します。

【運用代行前】実店舗で獲得が進まない

D社ではコロナ禍の影響で実店舗でのクレジットカードの獲得ができず、予算が余っている状況でした。

予算の有効活用と、カード使用率の高いユーザー層の獲得をWeb広告で行うため、アフィリエイトで実績のある弊社にお声がけをいただきました。

【運用代行後】3ヶ月で発券枚数が9倍に拡大

弊社で運用代行を開始したところ、わずか3ヶ月で月500件程度だったカード発券枚数が4,500件近くまで増加しました。

弊社で行った施策は主に次の4つです。

  • ポイントサイト強化施策
  • SEOメディア調整
  • クローズドASPの開拓
  • アフィリエイト計測の改善

【施策1】ポイントサイト強化施策

D社の獲得上位のメディアがポイントサイトだったため、まずはポイントサイト経由で獲得したユーザーのカード使用率をサイトごとに分析し、良質なサイトと直接契約を行い、定期的な強化施策を実施しました。

これにより、ポイントサイト経由で獲得したユーザーの質が向上したことはもちろん、発生件数の増加にもつながりました。

【施策2】SEOメディア調整

SEOメディアでの獲得件数を増加させるため、各ASPと何度も打ち合わせを重ね、クレジットカードジャンルで有力なメディアへのリクルーティングを強化するよう働きかけました。

その結果、CVを獲得するメディアを複数獲得することに成功しました。

【施策3】クローズドASPの開拓

クレジットカードジャンルに強みを持つクローズドASPを開拓することで、メディアをいちから開拓するときと比べて、効率的にメディアへの掲載を進めることができます。

そこで、弊社のワンタグを使用し、クレジットカードジャンルで強みを持つクローズドASPの開拓と提携を積極的に行い、ASPネットワークの強化を進めました。

【施策4】アフィリエイト計測の改善

アフィリエイト広告は成果の計測が正しくできて初めて機能する広告ですので、成果計測は非常に重要です。

D社の場合、古い計測方法であるimgタグを使用したまま別代理店で運用を行っており、ITP対応ができていない状況でした。

そのため、SEOメディアがD社のプログラムを敬遠していた状況だったため、弊社ワンタグに切り替え計測を最新の手法にアップデートしました。

SEOメディアの離脱を防ぐ試みだといえます。

まとめ

弊社の行った施策は、いずれも特別な施策というわけではなく、基本的な内容ばかりです。

ですが、こういった基本的な施策を積み重ねることで、アフィリエイトの成果を伸ばすことができるのです。

【事例5】人材転職サービス 面談完了数:約100件/月→約400件/月

こちらは大手人材転職サービスのE社の事例です。

【運用代行前】現行の代理店に対する不満

E社はもともと別の代理店にアフィリエイト運用を依頼していましたが、次のような不満を抱えていました。

  • 動き(レスポンス)が悪い
  • 何を運用しているかわからない(運用がブラックボックス化している)
  • 成果が伸びない

そこで、アフィリエイト運用に強みを持つ弊社に興味をお持ちになり、弊社での運用がスタートしました。

【運用代行後】1年6ヶ月で面談件数が4倍に増加

最終的な引き上げ(面談完了)を意識しつつ、純粋なお問い合わせ数(リード発生数)も増やしたいというE社の意向を踏まえ、弊社でアフィリエイト運用を開始しました。

コツコツと有力メディアの掲載面強化や新規メディアの開拓を進めた結果、1年6ヶ月で面談件数を4倍の約400件/月まで増加させることに成功しました。

弊社では次の4つの施策を実施しました。

  • 有力メディアの強化
  • 新規メディアの開拓
  • 引き上げ率の向上
  • 掲載面のパトロール

【施策1】有力メディアの強化

まずは多くの獲得が見込まれるメディアへの掲載を促進するため、E社で多くの獲得が発生しているキーワードで表示される上位メディアをリストアップし、E社の広告が確実に掲載されるようリクルーティングを実施しました。

また、必要に応じてメディア会社と直接打ち合わせを行い、掲載打診と掲載内容強化の交渉を行いました。

【施策2】新規メディアの開拓

さまざまなメディアにE社の広告を掲載するため、SEOメディアだけでなく、リスティング出稿を行なっているメディア(アドアフィリエイトメディア)へのリクルーティングも積極的に実施しました。

その結果、SEOメディア以外のメディアからの獲得が伸び、大幅な件数アップにつながりました。

【施策3】引き上げ率の向上

面談完了数を最大化するためには、引き上げ率が高い(=面談につながりやすい)メディアからのお問い合わせ数を増加させることが重要です。

そこで、E社の保有するデータと弊社のワンタグのデータを突合し、引き上げ率が高いメディアの分析を行いました。

そして、優良メディア上でのE社の掲載面の強化を行い、獲得件数増加と成果の質の向上の両方を実現しました。

【施策4】掲載面のパトロール

コンプライアンスや正確な情報を提供する観点から、各メディアの掲載面のパトロールを定期的に行い、掲載数値(求人数など)が最新情報に更新されているか、使用NGの画像が使用されていないか、誤った悪評が掲載されていないかなどの確認を行いました。

まとめ

全てのWeb広告に共通することですが、単に問い合わせ数を増加させるのではなく、自社のサービスを利用する可能性が高いホットな見込客からの問い合わせ数を増やすことが非常に重要です。

そのためには、各広告媒体、各メディアごとの引き上げ率(自社サービスの利用率)を算出し、引き上げ率の高いチャネルを強化することが不可欠です。

E社の場合、単にサイトに登録するだけでなく、面談完了まで進むユーザーを獲得したいという強い意向がありましたので、メディアごとの引き上げ率の分析を綿密に行い、質の高いメディアへの掲載強化を積極的に実施しました。

その結果、4倍近い面談完了者を獲得することに成功しました。

発生件数は伸びているけれども自社の利益につながっていない場合には、一度メディアごとの引き上げ率を分析してみることをおすすめします。

【事例6】クリニック 施術完了数:約70件/月→約170件/月

【運用代行前】アフィリエイト運用に手が回らない

多数のクリニックを展開するクリニックFでは、自社でアフィリエイト広告の運用を行なっていましたが、担当者が多忙なため運用に手が回らず、また運用ノウハウがなかったため、運用を丸ごと依頼できる代理店を探していました。

そこで、弊社にお声がけをいただき、弊社で運用代行を行うことになりました。

【運用代行後】半年で施術完了数が100件増加

弊社に運用代行をお任せいただいた結果、半年で毎月100件の成果を積み増すことができ、単月で170件の施術完了を達成することができました。

弊社では以下の4つの施策を進めました。

  • 地域記事への固定枠掲載
  • 新規メディアの開拓
  • メインキーワードでのメディアの定点観測
  • 掲載面のパトロール

【施策1】地域記事への固定枠掲載

実店舗のあるビジネスの場合、「地域名+比較」といったキーワードで表示されるメディアへの掲載を強化することが成果を伸ばす上で大切です。

そこで、クリニックのある地域のキーワードで上位表示されるメディアをリストアップし、そのメディアに対して固定費によるランキング上位掲載の対応を行いました。

また、掲載後も費用対効果を見て掲載記事の精査を定期的に行いました。

【施策2】新規メディアの開拓

幅広いメディアでの掲載を進めるため、SEOメディアだけでなく、リスティング出稿を行なっているアドアフィリエイトメディアへのリクルーティングも積極的に行いました。

その結果、大幅な件数アップにつながりました。

【施策3】メインキーワードでのメディアの定点観測

クリニックというジャンル上、自然検索結果に上位表示されるメディアがGoogleアップデートの影響で頻繁に入れ替わるため、獲得上位のキーワードの自然検索結果を定期的に確認し、新しいメディアが上位に上がってきた場合には、すぐに掲載交渉を行いました。

【施策4】掲載面のパトロール

コンプライアンスや正確な情報を提供する観点から、各メディアの掲載面のパトロールを定期的に行い、施術数などの実績やクリニック数などの情報が最新のものになっているか、誤った悪評が掲載されていないかなどの確認を定期的に行いました。

まとめ

クリニックのように実店舗のある商材の場合には、地域系のキーワードで表示されるメディアを強化することが大切です。

また、美容系のジャンルはGoogleアップデートの影響を大きく受けますので、上位メディアのSEO順位を定点観測することが欠かせません。

自然検索結果に常に気を配り、変化があればすぐに対応できるような体制をとっておくことが大切です。

【事例7】宅食サービス 問い合わせ数:0件/月→約400件/月

【運用代行前】アフィリエイト広告を始めたいがノウハウがない

宅食サービスを展開するG社は、今までアフィリエイト広告を実施しておらず、また、アフィリエイトで成果を伸ばすためのノウハウも社内になかったため、アフィリエイト広告の運用に強い代理店を探していました。

そんな中、アフィリエイト広告に関して優れた運用ノウハウを持ち、宅食サービスでの運用実績があったことが評価され、弊社で運用代行を行うことになりました。

【運用代行後】7カ月で問い合わせ数が約400件発生

アフィリエイトの取り組みがはじめてということでしたので、弊社でASPの開設を含めゼロから取り組みを始めました。

弊社で次に挙げる4つの施策をベースに積極的にアクションプランを実行した結果、アフィリエイトを開始して7カ月で問い合わせ件数が400件近く発生するまでに成長しました。

  • SEOメディアでの露出強化と商標記事作成
  • SEOに依存しないメディア提携、獲得施策
  • メディアとの密な連携
  • Web集客施策全体を意識した施策立案

また、アフィリエイト広告経由の成果を分析すると、他広告媒体と比べてCPAが割安になっていることはもちろん、最終的なCAC(顧客獲得単価)も他広告と比べて1/2以下に抑えることに成功しました。

【施策1】SEOメディアでの露出強化と商標記事作成

アフィリエイトを開始してまず最初にやることは広告掲載先の確保です。

弊社が主体となり親和性の高いメディアに積極的にリクルーティングを行い、幅広いメディアとの提携を進めました。

一般キーワードで表示されるメディアへの掲載を進め認知を増やすとともに、商標系キーワードで質の高い記事を用意することで、認知→獲得までの導線がうまく機能し成果の伸長につながりました。

【施策2】SEOに依存しないメディア提携、獲得施策

裾野を広げるため、SEOメディアだけでなく、リスティング出稿を行うアドアフィリエイトメディアにも積極的にアプローチし提携を行いました。

他にも、X、Instagramのインフルエンサーと提携を行い、限定キャンぺーンを実施しました。

また、アフィリエイト広告を開始した当初は最適化が不十分で対象外の地域のユーザーからのお問い合わせが発生していましたが、条件周りや掲載面の最適化を進めることで対象外のユーザーからの問い合わせ数を改善することができました。

【施策3】メディアとの密な連携

メディアと密にコミュニケーションを行い、記事の追加や修正を高頻度で行うことで、クオリティの高いコンテンツを量産し、成果の伸長につなげることができました。

また、特別報酬単価(特単)の適用条件をメディア側にあえて開示することでメディアのモチベーションアップを図り、メディアが能動的にアクションする座組みを整備することに成功しました。

【施策4】Web集客施策全体を意識した施策立案

アフィリエイト広告単体ではなくWeb全体を意識した施策も積極的に行いました。

例えばG社側でプレスリリースを打つタイミングに合わせ、アフィリエイト側では獲得施策を実施することで、獲得数を増加させることができました。

他にも、アフィリエイトで最終CVを獲得できるだけの状態が確立できた段階で、運用型広告の予算を抑え認知施策に予算を移すことで、Web広告全体のCV最適化を実現することができました。

まとめ

G社のように新たにアフィリエイト広告に取り組む場合には、何をおいても掲載面の確保が最優先です。

ASP側にリクルーティングを行ってもらうことはもちろん、自社でも積極的にリクルーティングを行い提携するメディアの数を増やすことで、短期間で成果を伸ばすことができます。

また、アフィリエイト広告と運用型広告、SEOといったチャネルは密接に関係し合っていますので、全体最適となるように施策を行なっていくことが大切です。

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アフィリエイト広告で成果を出すためのポイント

ここまで弊社で実際に運用しているアフィリエイト広告の事例を3つ紹介してきました。

3つの事例に共通していえることですが、アフィリエイト広告で成果を出す上では、以下4つのポイントが欠かせません。

  • アフィリエイトASP任せにしない
  • 新規リクルーティングを徹底的に行う
  • 既存有力メデイアの強化を行う
  • 強化施策を行う

ここからは4つのポイントを深掘りして説明します。

アフィリエイトASP任せにしない

アフィリエイト広告で成果を伸ばす上では、ASPに頼り切るのではなく、広告主自らアクションを実施することが不可欠です。

弊社の運用事例でもそうでしたが、直接メディアのリクルーティングを行なったり、有力メディアと交渉を行ったりと、きめ細かい対応を行うことが大切です。

新規リクルーティングを徹底的に行う

アフィリエイト広告で成果を上げるためには、まずは広告掲載を行う親和性の高いメディアの数を増やす必要があります。

そのために、新規リクルーティングを積極的に行いましょう。

自社の見込み客が検索するであろうキーワードをピックアップし、そのキーワードで表示されるメディアに1メディアずつアプローチを行なっていきます。

既存有力メデイアの強化を行う

広告掲載しているメディアから成果が上がっている場合には、そのメディアと直接交渉を行い、自社の広告の強化ができないか確認しましょう。

必要に応じて特別報酬を設定します。

強化施策を行う

例えば一定期間成果報酬をアップする「報酬アップキャンペーン」を実施して新規メディアの提携を増やすキャンペーンを行ったり、インフルエンサーを使ったInstagram投稿を行ったりと、期間限定のキャンペーンなどを行うことでアフィリエイト全体の発生件数を底上げすることも重要です。

新規リクルーティング、既存有力メディア強化、強化施策を複合的に実施することで、アフィリエイト広告の成果を効率的に伸ばすことができます。

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アフィリエイト広告で成果を伸ばす上で重要なとっておきの運用方法を3つ紹介します。 この3つの方法を実践しているかしていないかで成果の伸びは大きく変わりますので、ぜひ実践してみてください。

まとめ

今回はアフィリエイト広告の事例を3つ紹介してきました。

アフィリエイト広告で成果を上げるためには、アフィリエイトASP任せにしない、新規リクルーティングを徹底的に行う、既存有力メデイアの強化を行う、強化施策を行う、この4つのポイントが非常に大切です。

ぜひ自社のアフィリエイト広告運用に取り入れてみてください。

ですが、「具体的に何をしたらいいか分からない」「社内リソースが足りない」といった悩みを抱えている会社様も多いと思います。

そんな時は、アフィリエイト広告の運用代行で17年の実績を誇る弊社にお気軽にご相談ください。

今回取り上げた事例以外にもさまざまな業種で実績がございますので、幅広い広告主の売上向上、工数削減に貢献できると考えています。

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