【広告主も必見】アフィリエイトサイトを5大ジャンル毎に徹底解説

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公開日:2022.03.01 / 最終更新日:2022.12.13


成果の出るアフィリエイトサイト

アフィリエイトサイトの種類は大きく5つに分かれ、それぞれに特徴が異なります。
それゆえ、企業の広告担当者は自社の施策に合ったメディアを選択しなければなりません。

当記事では、アフィリエイト広告が掲載されるメディアの種類と特徴について解説します。
さらに、アフィリエイト広告の成果を左右する要素についてもみていきましょう。

アフィリエイトの主なジャンルは、以下の「5つ」


アフィリエイト広告とはWeb広告の種類の1つです。

アフィリエイターと呼ばれる媒体主が保有するwebサイトやSNSなどのメディアに広告を設置してもらいます。

一般的なアフィリエイト広告では、ユーザーがリンクを通じて商品を購入したり、サービスに申し込んだりした場合に、アフィリエイターに報酬が支払われます。
そのアフィリエイト広告が掲載されるメディアの種類は、主に5つあります。

  • インセンティブサイト
  • SEOサイト
  • インフルエンサー系メディア
  • アドアフィリエイト系メディア
  • その他のメディア

それぞれの媒体種別によって、掲載方法や成果条件、獲得できるユーザーの質等に特徴がありますので、自社の商材やサービスにあったアフィリエイトサイトへ出稿するようにしましょう。

インセンティブサイト(ユーザーがお小遣い稼ぎできる)

インセンティブメディア

インセンティブサイトとは、ユーザーがお小遣い稼ぎとして利用できるサイトのことです。

主なインセンティブサイトは次の2つです。

  • ポイントサイト
  • アンケートモニターサイト

それぞれの仕組みや特徴についてみていきましょう。

1.ポイントサイト

ポイントサイトは、インセンティブサイトとも呼ばれ、各ポイントサイトに会員登録をしたユーザーがサイトを通じて「商品購入」「資料請求」といったアクションを起こした際にポイントやマイルが付与されるサイトを指します。

主なポイントサイトは次の通りです。

・モッピー
・ハピタス
・ポイントタウン
・セゾンポイントモール
・JALマイレージバンク

貯まったポイントは「現金」「マイル」「ギフト券」「共通ポイント」などに交換できます。
ポイントサイトの特徴は豊富な会員数です。

ポイント付与による送客力は、広告主も見逃せない特徴といえます。
ただし、ポイント取得だけを目的とするユーザーも存在するため、成果の質の部分には注意をする必要があります。
また、広告の掲載条件はポイントサイトごとに異なります。

ポイントサイトの担当者、ASP担当者、アフィリエイト広告代理店の担当者のいずれかと広告内容を相談したうえで、掲載することをおすすめします。

2.アンケートモニターサイト

アンケートモニターとは、パソコンやスマホを使って簡単なアンケートに答えるとポイントが貯まるサイトを指します。
代表的なアンケートモニターサイトは次の通り。

  • マクロミル
  • infoQ
  • リサーチパネル
  • キューモニター
  • i-Say

アンケートモニターサイトは、成功報酬だけでは実施できないケースも多いため、固定費を検討する際は、他社実績や、想定件数等をしっかりと確認してから進めるようにしましょう。

Googleで検索上位を狙う「SEO」を駆使したアフィリエイトサイト

SEOメディア

Googleで検索上位を狙うために「SEO」を駆使したアフィリエイトサイトは、アフィリエイト広告における有力な掲載先の1つです。
主な掲載先は次の3つが挙げられます。

  • おすすめサイト
  • 個人サイトやブログ
  • 専門情報サイト

SEOに強い検索上位にあるサイトに自社の広告が掲載されれば、自社だけでは拾いきれないキーワードでの集客が見込めます。

また、購入やサービス申し込みの際には、そのサービスサイトだけでなく、口コミや評判を確認してから購入や申し込みをするケースも多いため、このようなおすすめサイトに掲載される事は、ユーザーの購買行動を考えた時に非常に有効なマーケティング手法となります。

下記にて、各サイトの特徴をみていきましょう。

比較サイト・おすすめサイト

比較サイトとは、複数の通販サイトやオークションサイトの中から、ユーザーが求める商品を一括検索したり、最安値のサイトを検索したりできるサイトを指します。

まず、代表的な比較サイトは次のとおりです。

  • 価格.com
  • ベストゲート
  • 最安値.com
  • ショップリー

等です。

比較サイトの特徴の一つは滞在時間の長さにあります。
特定の商品に関する価格やスペックを吟味するユーザーが多く、おのずと滞在時間が長くなる傾向にあります。

さらに、価格比較サイトに訪れるユーザーは購入や申込みの一歩手前まで来ている可能性が高い為、広告主の成果に直結する可能性があります。
モチベーションの高いユーザーに対して広告を提供できる点は、広告主側からみても価値の高い特徴といえるでしょう。

一方、おすすめサイトとは特定ジャンルにおいて主要なサービスの特長を解説し、おすすめのサービスや商品を並列で紹介している情報サイトを指します。
転職や動画配信プラットフォーム、ふるさと納税サイトなど、多くのジャンルでおすすめサイトがGoogleの上位に顔を出しています。

検索画面イメージ

2.個人サイトやブログ

個人が運営するサイトやブログもSEOを駆使したアフィリエイトサイトの1つ。商品やサービスを実際に利用し、その感想などのレビュー記事を個人のサイトやブログに掲載します。
その後、個人サイトやブログから登録や購入されると売上の一部が運営者の収益となります。

ここ数年、GoogleのYMYLの影響で、サプリメント等の健康食品や、スキンケア商品等の化粧品関連に関しては、個人のレビュー記事サイトは、Google検索の上位に表示され難くなった事により、アフィリエイト業界のメディア勢力図も大きく変動しています。

YMYLとは、「Your Money Your Life」の略で、ユーザーの金銭・生命に重大な影響を与える可能性があるトピックの事を指します。

3.専門情報サイト

主に法人が運営する各ジャンルの専門情報サイトもSEOを駆使したアフィリエイトサイトの1つです。

法人が運営する専門情報サイトに自社のアフィリエイト広告を掲載してもらう方法は、個人アフィリエイターと同様にASPを利用するのが一般的ですが、法人サイトの媒体主に直接交渉する方法もあります。

法人が運営する専門情報サイトの特徴は、個人のサイトやブログに比べてSEOに強い傾向にある点です。
専門領域に特化した法人サイトの方が「Google」や「Yahoo!」の評価が高くなりやすく、検索結果でも上位表示する可能性があります。

ただし、成功報酬のみで掲載ができずに、固定費や「固定費+成功報酬」というようなセミアフィリエイトが必須になるケースも多いため、他社実績や想定件数を確認し、慎重に検討する必要があります。

インフルエンサー(影響力が武器)

インフルエンサーメディア

インフルエンサーもアフィリエイトサイトとなるケースがあります。主にアフィリエイトサイトとなるのは、次の2つのSNSを利用しているインフルエンサーです。

  • Instagram
  • Twitter
インフルエンサーとは、世間や人の思考、行動に影響を与える人物を指します。

そのインフルエンサーが持つ「影響力」を武器に、製品やサービスをメディアでPRしてもらいます。

ここでは、アフィリエイトサイトとしてのインフルエンサーの特徴についてご紹介します。

1.Instagram

Instagramでアフィリエイトをする方法は次の2つです。

  • ストーリーズにアフィリエイトリンクまたは、アフィリエイトサイトのURLを掲載する
  • プロフィール欄にアフィリエイトサイトのURLを掲載する

インスタグラムは、投稿文内にURLを貼れません。
したがって、ストーリーズ内にアフィリエイトリンクまたは、アフィリエイトサイトのURLを掲載し、”ハイライト”に設定することでアカウントトップに固定表示され露出が増えるため成果に繋がりやすくなります。

ストーリーズとは、スライドショーのような形で写真や短い動画をシェアできる機能のことで、ハイライトで固定することにより、継続的な広告効果が期待できます。

Instagramでアフィリエイト広告を出稿するメリットは、インフルエンサーの影響力により、ランディングページや商品ページでの商品の訴求力が弱い場合でも、飛ぶように売れることがある点です。特に、若いユーザーや女性ユーザーに対する効果が高いため、広告する商品やサービス次第では大きな効果を期待できるでしょう。

しかし、法人の情報媒体と同様に成果報酬だけでは掲載できないインフルエンサーも多いです。

ゆえに、

  • アフィリエイトASP
  • インフルエンサーマーケティング会社
  • アフィリエイト代理店

等の担当者と良く相談して進めるようにしましょう。

2.Twitter

Twitterでアフィリエイト広告を出稿するには、アフィリエイトサイトのURLをツイートする方法があります。

アフィリエイトサイトのリンクからサイトに移動してもらい、その後に商品購入やサービスの申込みなどをしてもらいます。
しかし、Twitterではアフィリエイトリンクを直接ツイートするとアカウントが凍結される可能性がある事等から、アフィリエイトの媒体としては、主要なメディアとはなっていないのが実情です。

アドアフィリエイトサイト

アドアフィリエイト

アドアフィリエイトとは、アフィリエイターが、記事LPを作成し、アフィリエイター自身が持ち出しで広告費用を先行投資し、Googleディスプレイ広告やその他のCPC(クリック課金)入札が可能なアドネットワーク等に出稿する手法です。

健康食品や化粧品などのレビュー記事は、Googleのアルゴリズム変更により検索結果の上位に表示され難くなったため、一部のアフィリエイターにより生み出された手法です。
アフィリエイター自身が先行投資で広告費を支払っているため、成果の全承認保証や通常よりも高額な成果報酬でないと実施をしてもらえない傾向にあります。

アドアフィリエイトの強みは、商材がマッチした際には、爆発的な効果が期待できる点にあります。
ですが、成果条件や成果金額の相場は、かなり高騰していますので、アドアフィリエイトで大きな成果を得られる広告主は一部の広告主に限られている状況です。

(その他)押さえておきたいアフィリエイトサイト

other media

ここまで紹介したアフィリエイトサイト以外にも、次の2つのアフィリエイトサイトは押さえておきたいところです。

  • メルマガのアフィリエイトサイト
  • (純広告の)裏メニューとしての成果報酬掲載

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

メルマガのアフィリエイトサイト

メルマガ(メールマガジン)によるアフィリエイトサイトも広告効果の高いアフィリエイトサイトの1つ。
特定のユーザーに対してメルマガを発行し、その中にアフィリエイトリンクを貼ることで商品やサービスを宣伝します。

メルマガをアフィリエイトで配信できる媒体は多くはありませんが、自社商品にあったメルマガ媒体を発見すれば、大きな効果が期待できます。

裏メニューとして純広告の枠を成果報酬で掲載してくれるWebメディア

通常は、純広告でしか広告掲載をしてくれない媒体でも、一部のアフィリエイト広告代理店では、裏メニューとして成果報酬で広告配信ができるようなケースもあります。

媒体に直接、打診をしてもそのようなメニューを提示してもらえるケースは少ないため、アフィリエイトに詳しい代理店に相談すると紹介してもらえるかもしれません。

アフィリエイトサイトも時代によって変動する

アフィリエイト広告 変動

ここまで紹介したアフィリエイト広告で成果の出る主要なアフィリエイトサイトのジャンルは、さまざまな外部要因によって左右する可能性があります。
主に、影響を与えるとされる要素は次の3つです。

  • Googleのアルゴリズム変動
  • SNSの台頭
  • Cookieの規制

いずれの要素もアフィリエイト広告を実施する上で注視する必要があります。それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

1.Googleのアルゴリズム変動

Google検索のコアアップデートにより、アルゴリズムに変動があるとアフィリエイトサイトの検索順位に大きな影響を及ぼしかねません。

アルゴリズムとは、検索順位を決定する基準やルールを意味します。

Googleは年に数回アルゴリズムを変動させており、SEOを駆使する個人サイトやブログ、法人サイトなどはその度に大きな影響を受けます。
よって、広告主側はSEOを駆使したメディアのみで広告を出稿していると、売上にも大きな影響を与えかねません。

アフィリエイト広告の担当者はアルゴリズム変動による順位変動にも注視しつつ、複数ジャンルのメディアでのアフィリエイト広告出稿を検討指定する必要があります。

2.SNSの台頭

SNSを利用する人は年々増加しており、集客導線の多様化が進んでいます。

現在、アフィリエイト広告での主なSNSメディアであるInstagramもいつ、ルールが変わるかわかりませんし、新たなSNSが誕生する可能性もあります。
今後流行りそうなSNSの最新情報は、常にキャッチアップできるようにしておきましょう。

3.Cookieの規制

現在、Cookie(クッキー)に関する規制が進んでおり、今後どのように影響するかは常に確認する必要があります。

Cookie(クッキー)とはウェブページの利用にあたり必要な情報をブラウザーに一時保存する仕組みのことです。
2019年4月にAppleは、Safariの利用時にCookieによるデータ取得をブロックできる仕組みを導入しました。
Cookieの情報をブロックされると、アフィリエイトの成果計測が難しくなります。

アフィリエイトの成果が正しく計測できないと、アフィリエイターに支払うはずの報酬も正しく計算できません。
その結果として、 広告主やアフィリエイター、ASPのいずれも十分な費用対効果を得られない可能性があります。

さらに、Cookieの規制はSafariだけでなく、Chromeなどにも今後取り組むことが予想されます。

広告担当者は、Cookieの規制に関する動向に常に注目する必要があるでしょう。

まとめ

一概にアフィリエイトサイトといっても様々なアフィリエイトサイトが存在します。
広告主の商材やサービスによって、最適なアフィリエイトサイトも変わります。

また、同じジャンルのアフィリエイトサイトでもアフィリエイトサイト毎に成果の良し悪しは大きく異なります。
一媒体毎にしっかりと、LTV(Life Time Value/ライフタイムバリュー)も計測しながら、アフィリエイト広告を最適化していきましょう。

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