カルーセル広告とは?媒体別の入稿規定と作り方5ステップを解説

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公開日:2026.10.19 / 最終更新日:2026.10.16


複数の商品や特徴を1つの広告で見せたいものの、「カルーセル広告とは何か」「どの媒体で使えて、何枚・どのサイズで作ればよいのか」がわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

カルーセル広告は、Google・X・TikTok・Meta・LINEヤフーなど主要な媒体で使える一方、カードの枚数や画像サイズ、テキストの文字数が媒体ごとに異なります。また、Googleではディスプレイ広告がデマンドジェネレーションへ統合されるなど、使える場所も変わりつつあります。古い仕様のまま作ると、入稿し直しになることも少なくありません。

この記事では、カルーセル広告の仕組み・メリットとデメリット・媒体別の入稿規定・作り方5ステップ・成果を出すポイントを、各媒体の公式ヘルプをもとに2026年10月時点の情報で解説します。

自社の商材にカルーセル広告が合うかを判断し、媒体選びからカード構成・効果測定まで具体的に進められるようになりますので、ぜひ参考にしてください。

本記事のまとめ:カルーセル広告

カルーセル広告とは? カルーセル広告の定義と仕組み
シングル画像広告・動画広告との違い
カルーセル広告が向いている4つの活用パターン
カルーセル広告のメリット・デメリット カルーセル広告のメリット
カルーセル広告のデメリット
カルーセル広告を配信できる媒体と入稿規定 媒体別の仕様比較表
Google(デマンドジェネレーション)の入稿規定
X・TikTokの入稿規定
Meta・LINEヤフーの入稿規定と確認のポイント
カルーセル広告の作り方【5ステップ】 STEP1:目的と活用パターンを決める
STEP2:カードの枚数と順番を決める
STEP3:画像・テキストを制作する
STEP4:入稿と配信設定を行う
STEP5:カードごとの成果を検証する
カルーセル広告の費用 課金方式と広告費の考え方
制作費の目安
成果を出すポイントとよくある失敗 1枚目で「続きを見たい」と思わせる
カードごとの成果を見て入れ替える
よくある失敗と対策

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3『各広告媒体の特徴とメリット・デメリット』:Google/Yahoo!/Meta/LINE等を比較

カルーセル広告とは?

カルーセル広告とは、1つの広告枠の中に複数の画像や動画を並べ、ユーザーが横にスワイプ(スクロール)して順番に見られる広告形式です。LINEヤフー for Businessでも、1つの広告枠で複数の画像・動画を表示し、カードごとに異なるリンク先を設定できる形式と説明されています※4。

ここでは、カルーセル広告の仕組みと、他の広告形式との違い、向いている使い方を整理します。

カルーセル広告の定義と仕組み

カルーセル広告とは、「カード」と呼ばれる複数の画像・動画を1つの広告にまとめ、ユーザーが横にスワイプして閲覧できる広告形式です。回転木馬(carousel)のように、カードが順番に流れて見えることからこの名前が付いています。

基本的な仕組みは次のとおりです。

  1. 広告主が2枚以上のカード(画像または動画)と、見出し・リンク先を登録する
  2. ユーザーのフィードや広告枠に、1枚目のカードと「続き」があることを示す表示が出る
  3. ユーザーがスワイプすると2枚目以降のカードが表示される
  4. 各カードをタップすると、カードごとに設定したリンク先(または共通のリンク先)に移動する

カードの最大枚数は媒体によって異なり、Googleは2〜10枚、Xは2〜6枚、TikTokは2〜35枚です(2026年10月時点の公式ヘルプ)※1※2※3。

シングル画像広告・動画広告との違い

カルーセル広告は、1枚で強い印象を与えるシングル画像広告や、音と動きで伝える動画広告と比べて、「複数の情報を順番に、ユーザーのペースで見せられる」点が違います。

形式 伝えられる情報量 制作の手間 向いている目的
シングル画像 少ない(1メッセージ) 小さい 訴求を1つに絞った認知・獲得
カルーセル 多い(カードの枚数分) 中程度 複数商品の紹介・特徴の説明・手順の紹介
動画 多い(時間の長さ分) 大きい ブランドの世界観・使用シーンの訴求

 

動画ほど制作費をかけずに、シングル画像より多くの情報を伝えられるのがカルーセル広告の立ち位置です。

カルーセル広告が向いている4つの活用パターン

カルーセル広告が効果を発揮しやすいのは、「複数商品の紹介」「1つの商品の特徴説明」「使い方・手順の紹介」「ストーリー仕立て」の4つのパターンです※4。

  • 複数商品の紹介:ECの新作アイテムやカラー違いを並べ、カードごとに商品ページへリンクする
  • 1つの商品の特徴説明:「特徴1・特徴2・特徴3・価格」のように、1枚に1つの訴求を載せる
  • 使い方・手順の紹介:アプリの操作手順やサービスの申し込みの流れを、ステップごとに見せる
  • ストーリー仕立て:「悩み→原因→解決策→導入後」の順に、読み進めたくなる流れをつくる

BtoBのサービスでも、「導入前の課題→機能→導入事例→資料請求」の流れにすれば使えます。商品が1つしかない場合でも、「1カード1メッセージ」で特徴を分けて見せる使い方を検討してください。

カルーセル広告のメリット・デメリット

カルーセル広告の最大のメリットは「1つの広告枠で、複数の情報や商品を伝えられること」です。最大のデメリットは「カードの枚数分だけ制作と分析の手間が増えること」です。

カルーセル広告のメリット

カルーセル広告のメリットは、限られた広告枠で多くの情報を伝え、ユーザーに「自分から見る」体験をしてもらえる点です。主なメリットは次の4つです。

  • 情報量が多い:1つの広告枠に複数の画像を載せられ、商品の比較や特徴の説明ができる※4
  • カードごとにリンク先を変えられる:商品ごとの詳細ページに直接誘導できる(媒体による)
  • 興味のある人を見分けられる:スワイプして最後まで見る人は関心が高いため、その後の配信やリマーケティングの判断材料になる
  • どの訴求が響くかを学べる:カードごとの反応から、次の広告やLPで使う訴求を選べる

カルーセル広告のデメリット

カルーセル広告のデメリットは、カードの枚数分だけ素材を作る手間がかかり、審査や効果分析も複雑になる点です。

  • カードごとに画像とテキストを用意するため、シングル画像広告の数倍の制作工数がかかる
  • 1枚目で興味を持たれないと、2枚目以降はほとんど見られない
  • 媒体によっては、すべてのカードが審査対象で、1枚でも否認されると広告全体が配信されない※4
  • カードごとの成果が見えにくく、改善の判断に時間がかかる

カードの1枚に薬機法・景品表示法などに抵触する表現が含まれていると、広告全体が配信できなくなることがあります。入稿前に全カードの表現を確認してください。

特に健康食品・化粧品・金融などの業種では、カードを増やすほど審査で確認される表現も増えます。最初は3〜4枚程度に絞って配信し、審査に通る表現を確認してから枚数を増やすと安全です。

カルーセル広告を配信できる媒体と入稿規定

カルーセル広告は、Google(デマンドジェネレーション)・X・TikTok・Meta(Facebook・Instagram)・LINEヤフーなどで配信できます。カードの枚数や画像比率は媒体ごとに異なるため、配信する媒体を決めてから素材を作ることが大切です。

媒体別の仕様比較表

主要媒体のカルーセル広告の仕様は、カードの枚数と、全カードで画像比率をそろえる必要があるかどうかが大きな違いです。2026年10月時点で公式ヘルプから確認できた主な仕様は次のとおりです。

媒体 カード枚数 画像の主な比率・サイズ 注意点
Google(デマンドジェネレーション) 2〜10枚※1 横長・スクエア・縦長(4:5)から選択※1 全カードで比率をそろえる※1
X 2〜6枚※2 推奨は1.91:1(800×418px)または1:1(800×800px)※2 1つのカルーセルでは比率を統一※2
TikTok 2〜35枚※3 横長1200×628px・スクエア640×640px・縦長720×1280px※3 音楽の設定が必須※3
Meta(Facebook・Instagram) 2〜10枚(一般的な仕様) 1:1(1080×1080px)が一般的 最新値はMeta広告ガイドで確認
LINEヤフー(ディスプレイ広告) 2〜10枚※4 管理画面で比率を選択 全カードが審査対象※4

 

複数の媒体に配信する予定なら、多くの媒体で使える1:1(正方形)を基本にし、必要な媒体だけ別の比率を追加で作ると制作の手間を抑えられます。

Google(デマンドジェネレーション)の入稿規定

Google広告のカルーセル広告は、デマンドジェネレーションキャンペーンで作成でき、YouTube・Discover・Gmail・GDNなどに配信されます※1※5。主な入稿規定は次のとおりです※1。

カード枚数 2〜10枚(1カードに画像1枚)
画像の比率 横長・スクエア・縦長(任意)。全カードで同じ比率にそろえる
画像の最小サイズ 横長600×314px・スクエア300×300px・縦長(4:5)480×600px
カードの見出し 1カードあたり40文字以内(Discoverでは広告全体の見出しを表示)
広告の見出し・説明文 それぞれ40文字以内

 

Googleのディスプレイ広告キャンペーンは、2026年6月からデマンドジェネレーションへの移行が始まっています※5。Googleでカルーセル広告を出すなら、最初からデマンドジェネレーションで作成するのが2026年時点の基本です。Google広告の種類の全体像は、以下の記事でも整理しています。

関連記事:Google広告のP-MAXキャンペーンとは?設定方法から効果を最大化する運用のコツまで解説

X・TikTokの入稿規定

Xのカルーセル広告は2〜6枚の画像または動画、TikTokのカルーセル広告は2〜35枚の画像で構成し、それぞれ独自の制約があります※2※3。

Xのカルーセル広告の主な仕様は次のとおりです※2。

  • カード枚数:2〜6枚(画像または動画)
  • 推奨サイズ:画像は1.91:1(800×418px)または1:1(800×800px)、動画は16:9(800×450px)または1:1(800×800px)
  • 1つのカルーセル内では比率をそろえる(1:1の画像と1:1の動画を組み合わせるなど)
  • リンク先は全カード共通の1つ、またはカードごとに最大6つ
  • Webサイトのタイトルは70文字以内(途中で切れないよう50文字以内を推奨)

TikTokのカルーセル広告(標準)の主な仕様は次のとおりです(2026年1月更新の公式ヘルプ)※3。

  • 画像枚数:2〜35枚(JPG・PNG、1枚100KB以下を推奨)
  • 解像度:横長1200×628px、スクエア640×640px、縦長720×1280px
  • 音楽の設定が必須(2秒以上、ループ再生される)
  • 広告文・CTAボタン・リンク先は全画像で共通(カタログ連携時を除く)

TikTokはカード枚数が多い反面、リンク先が全画像で共通になる点に注意が必要です。商品ごとに別ページへ誘導したい場合は、カタログ連携や他の媒体を検討します。

Meta・LINEヤフーの入稿規定と確認のポイント

Meta(Facebook・Instagram)とLINEヤフーのカルーセル広告も2〜10枚のカードで構成するのが基本ですが、仕様の更新が多いため、制作前に必ず公式の入稿規定を確認します。

  • Meta:一般的に2〜10枚、1:1(1080×1080px)の正方形画像が広く使われています。配置(フィード・ストーリーズなど)ごとに推奨比率が異なるため、Metaの広告ガイドで最新の値を確認してください。
  • LINEヤフー:LINEヤフー for Businessの解説では、カードは2〜10枚で、すべてのカードが審査対象となり、1枚でも否認されると広告全体が配信できないとされています※4。

Instagram広告の始め方やSNS広告ごとの特徴は、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:【2026年最新】Instagram広告の始め方|出し方・費用相場・効果を出すコツ

関連記事:7大SNS広告の種類と特徴を現役運用担当者が解説!

Google・Meta・LINEなど各媒体の特徴や費用感をまとめて比較したい方は、無料資料『各広告媒体の特徴とメリット・デメリット』もご活用ください。

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カルーセル広告の作り方【5ステップ】

カルーセル広告は、目的と活用パターンを決め、カードの枚数と順番を設計してから素材を作るのが基本です。素材から作り始めると、カード同士のつながりがなく、スワイプされない広告になりがちです。

STEP1:目的と活用パターンを決める

最初のステップでは、カルーセル広告で「何を増やしたいか」と「4つの活用パターンのどれを使うか」を決めます。

  • ECで複数商品の購入を増やしたい → 複数商品の紹介(カードごとに商品ページへリンク)
  • サービスの資料請求を増やしたい → 1つの商品の特徴説明、またはストーリー仕立て
  • アプリのインストールを増やしたい → 使い方・手順の紹介

目的が決まったら、配信する媒体を選びます。商品ごとにリンク先を変えたいならGoogle・X・Metaなど、カードごとのリンクに対応した媒体を選んでください。

STEP2:カードの枚数と順番を決める

カードの枚数は、媒体の上限ではなく「最後まで見てもらえる長さ」で決め、まずは3〜5枚程度から始めるのが一般的な目安です。

ストーリー仕立ての場合は、次のような順番が使いやすい型です。

  1. 1枚目:ターゲットの悩みや目を引く結論(例:「その〇〇、まだ手作業ですか?」)
  2. 2枚目:悩みの原因や放置したときの損失
  3. 3枚目:解決策としての商品・サービス
  4. 4枚目:実績や導入後の変化(根拠のある数値のみ)
  5. 5枚目:行動を促すメッセージ(例:「資料は無料でダウンロードできます」)

最後のカードには必ず「次に何をしてほしいか」を書き、リンク先のページと同じ言葉で行動を促してください。

STEP3:画像・テキストを制作する

画像とテキストは、「1カード1メッセージ」を守り、全カードでデザインのトーンと比率をそろえて制作します。

  • 文字は1枚あたり15〜20文字程度に絞り、スマートフォンで読める大きさにする
  • 色・フォント・ロゴの位置を全カードで統一する
  • 画像の端を次のカードにまたがせる、矢印を入れるなど、「続きがある」ことを示す
  • 媒体ごとの比率(正方形・横長・縦長)とファイルサイズを制作前に確認する

制作会社に依頼する場合は、「媒体名・比率・枚数・カードごとのメッセージ」を一覧にして渡すと、修正の往復を減らせます。

STEP4:入稿と配信設定を行う

入稿では、各媒体の管理画面で広告形式に「カルーセル」を選び、カードごとに画像・見出し・リンク先を登録します。

  1. キャンペーンの目的を選ぶ(Googleはデマンドジェネレーション)
  2. ターゲティング・予算・配信期間を設定する
  3. 広告形式でカルーセルを選び、カードを順番どおりに登録する
  4. プレビューで、1枚目の見え方とテキストの切れ方を確認する

媒体によっては、成果の良いカードを自動で先頭に表示する設定があります。ストーリー仕立てのように順番に意味がある場合は、自動の並べ替えをオフにすることを検討してください。

STEP5:カードごとの成果を検証する

配信後は、広告全体の成果に加えて、カードごとのクリック数やクリック率を確認し、反応の悪いカードを入れ替えます。

  • 配信から1〜2週間後に、カードごとの表示・クリックの差を確認する
  • 2枚目以降のクリックが極端に少ない場合は、1枚目の訴求を見直す
  • クリックが集中しているカードの訴求を、LPや他の広告の見出しにも使う

A/Bテストの進め方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:ABテストでアフィリエイト成果最大化!効果的なやり方や成功に近づく4つのポイント

カルーセル広告の費用

カルーセル広告に専用の料金はなく、配信する媒体の課金方式(クリック課金・表示課金など)で費用が決まります。シングル画像広告との違いは、広告費よりも制作費に出やすい点です。

課金方式と広告費の考え方

カルーセル広告の広告費は、各媒体のオークションで決まるクリック単価や表示単価に、配信量を掛けた金額です。カルーセル形式だから高くなる、という料金体系ではありません。

クリック課金(CPC) いずれかのカードがクリックされたときに費用が発生
表示課金(CPM) 広告が1,000回表示されるごとに費用が発生
目標単価による自動入札 目標コンバージョン単価などを指定し、媒体のAIが入札を調整

 

予算は、通常の広告と同じく「目標獲得単価×月に必要な件数」から逆算します。カルーセル広告を試す場合は、同じ予算・同じターゲットでシングル画像広告と並行して配信し、獲得単価で比べると判断を誤りにくくなります。

SNS広告の媒体別の費用相場は、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:SNS広告の費用相場・費用対効果が丸わかり!4大SNS毎に徹底解説

制作費の目安

カルーセル広告の制作費は、カードの枚数と媒体ごとのサイズ展開の数に比例して増えます。一般的な目安は次のとおりです。

社内で制作 デザインツールの利用料と担当者の人件費のみ
外注(画像1カード) 1万〜3万円程度
外注(5カード×1比率) 5万〜15万円程度
運用代行手数料 広告費の20%前後

 

※上記はいずれも業界で一般的に使われている目安であり、デザインの複雑さや修正回数によって変わります。

制作費を抑えるには、1枚目だけを作り込み、2枚目以降は同じテンプレートで文字と写真を差し替える方法が有効です。

成果を出すポイントとよくある失敗

カルーセル広告で成果を出せるかは、「1枚目でスワイプしたくなるか」と「カードごとの成果を見て改善を続けられるか」の2点で決まります。あわせて、よくある失敗も押さえておきましょう。

1枚目で「続きを見たい」と思わせる

カルーセル広告では、多くのユーザーが1枚目しか見ないため、1枚目に最も強い訴求と「続きがある」ことのサインを入れることが最重要です。

  • 1枚目にターゲットの悩みや最も伝えたい結論を、短い言葉で大きく入れる
  • 「スワイプして比較」「3つの理由→」など、続きを見る理由を示す
  • 画像を次のカードにまたがせ、横に続いていることを視覚的に伝える

Xの公式ガイドでも、Webサイトのタイトルが途中で切れないよう文字数を抑えることが推奨されています※2。テキストは、スマートフォンでの表示を確認しながら短く調整してください。

カードごとの成果を見て入れ替える

カルーセル広告は、配信して終わりではなく、カードごとの成果を見て弱いカードを入れ替えることで成果が伸びていきます。

  1. 2週間ごとに、カードごとのクリック数・クリック率を確認する
  2. 反応が最も低いカードを1枚だけ新しい訴求に入れ替える
  3. 入れ替え前後の広告全体の獲得単価を比べる

一度に全カードを変えると何が効いたのかわからなくなるため、入れ替えは1回につき1枚までにしてください。

よくある失敗と対策

カルーセル広告でよくある失敗は、「カードを詰め込みすぎる」「カード同士につながりがない」「リンク先がカードの内容と合っていない」の3つです。

カードを詰め込みすぎる 上限まで枚数を増やし、後半のカードがほとんど見られない。→3〜5枚から始め、反応を見て増やす
カード同士につながりがない 既存のバナーを並べただけで、スワイプする理由がない。→ストーリーや比較など、順番に意味を持たせる
リンク先と内容が合っていない 商品Aのカードからトップページに飛ばして離脱される。→カードごとに対応する商品・説明ページへリンクする

 

特に3つ目は、クリック率が高いのに成果が出ない場合によく見られる原因です。カルーセル広告を含むSNS広告の運用で成果が出ない場合は、広告とリンク先のページをセットで見直してください。

関連記事:SNS広告代理店おすすめ16選|費用相場と失敗しない選び方

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カルーセル広告に関するよくある質問

Q.カルーセル広告は何枚がおすすめですか?

媒体の上限に関係なく、まずは3〜5枚程度から始めるのが一般的な目安です。

カードが多いほど情報は増えますが、後半のカードまでスワイプするユーザーは少なくなります。伝えたい内容を絞り込み、1カード1メッセージで構成するほうが最後まで見てもらいやすくなります。

複数商品のカタログとして使う場合は、反応の良い商品を前に並べ、カードごとの成果を見ながら枚数を調整してください。

Q.カルーセル広告とInstagramのカルーセル投稿の違いは何ですか?

カルーセル投稿はフォロワー向けの通常投稿、カルーセル広告は広告費をかけてフォロワー以外にも配信する広告です。

見た目はどちらも横にスワイプする形式ですが、カルーセル広告ではターゲティングや予算を設定でき、カードごとに商品ページなどのリンク先を設定できます。

通常投稿で反応の良かったカルーセルを、広告として配信し直すのも効果的な方法です。

Q.Google広告でカルーセル広告は使えますか?

使えます。Google広告では、デマンドジェネレーションキャンペーンでカルーセル広告を作成できます。

カードは2〜10枚で、全カードの画像比率をそろえる必要があります。カードごとの見出しは40文字以内です※1。

配信先はYouTube・Discover・Gmail・GDNなどで、チャネル設定で選べます。ディスプレイ広告キャンペーンはデマンドジェネレーションへの移行が進んでいるため、新しく作る場合はデマンドジェネレーションを使ってください※5。

Q.カルーセル広告の効果が出ないときはどうすればよいですか?

まず1枚目の訴求を見直し、次にカードごとのクリック数とリンク先のページを確認してください。

2枚目以降のクリックが少ない場合は、1枚目で続きを見る理由が伝わっていない可能性があります。クリックはあるのに成果が出ない場合は、リンク先のページとカードの内容が合っていないことが多いです。

同じ予算・同じターゲットでシングル画像広告と比べ、カルーセル形式が商材に合っているかを判断することも大切です。

Q.カルーセル広告の運用は自社で行うべきですか?外注すべきですか?

1つの媒体で少数のカルーセル広告を試す段階なら自社運用、複数の媒体でクリエイティブの制作と改善を回し続ける段階なら外注を検討するのが目安です。

カルーセル広告は、媒体ごとの仕様に合わせた制作、全カードの審査対応、カードごとの成果分析など、シングル画像広告より作業が多くなります。社内に制作と分析の担当者がいないと、改善が止まりやすくなります。

判断に迷う場合は、デジマ部の無料相談で現在の広告運用の状況や予算をお伺いし、どの媒体でカルーセル広告を使うべきか、自社運用と外注のどちらが合うかを整理することもできます。

まとめ|カルーセル広告は「1枚目の訴求」と「カードごとの改善」で成果が決まる

カルーセル広告とは、1つの広告枠に複数の画像や動画をカードとして並べ、ユーザーが横にスワイプして見られる広告形式です。複数商品の紹介や特徴の説明、手順の紹介、ストーリー仕立ての訴求に向いています。

Google(デマンドジェネレーション)は2〜10枚、Xは2〜6枚、TikTokは2〜35枚など、カードの枚数や比率は媒体ごとに異なります。配信する媒体を決めてから、公式の入稿規定に合わせて素材を作ることが大切です。

情報量が多い反面、制作と分析の手間が増え、1枚目で興味を持たれないと後半のカードはほとんど見られません。1カード1メッセージで設計し、カードごとの成果を見て入れ替えを続けることで成果が伸びていきます。

実行順序は、①目的と活用パターンを決める→②配信媒体の入稿規定を確認する→③3〜5枚で1枚目を作り込んで配信する→④2週間ごとに反応の悪いカードを1枚ずつ入れ替える、の4段階です。この記事で紹介した方法を参考に、できることから実践してみてください。

カルーセル広告の運用にお悩みなら『デジマ部』の無料相談をご活用ください

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SNS広告とGoogle・Yahoo!の運用型広告の両方に対応しているため、カルーセル広告をどの媒体で使うべきかを、検索広告やアフィリエイト広告との組み合わせまで含めて提案できます。

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カルーセル広告で成果を出すには、広告のクリエイティブとリンク先のLPをセットで改善する必要があります。シードでは、広告運用に加えてバナー制作やLP制作・LPOまで社内で対応しています。

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【出典】

※上記以外の数値は業界で一般的に使われている目安値であり、特定の調査に基づく確定値ではありません。

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