金融ジャンルのひとつである「クレジットカード領域」は、アフィリエイト市場の中でも特に市場規模が大きく、競合がひしめく激戦区です。
1件あたりの成果報酬が高額な反面、次のような課題を抱える担当者も多いのではないでしょうか。
「ポイント目的のユーザーばかりでLTVが合わない」
「法規制が厳しく、どこまで攻めていいかわからない」
やみくもに広告予算を投下するだけでは、このジャンルで勝ち抜くことはできません。重要なのは、各メディアの特性を理解し、獲得の量と質を戦略的にコントロールすることです。
本記事では、数多くの金融案件を支援してきた実績をもとに、クレジットカードジャンルで成果を出すための王道メディア戦略4選を解説します。現場のリアルな報酬相場やASPの選び方、獲得を最大化する具体的な運用ノウハウまで、実務に直結するポイントを網羅しました。
これから参入する方はもちろん、現在の運用に停滞感を感じている方も、ぜひ参考にしてみてください。
本記事のまとめ:アフィリエイト広告運用の早見表
| クレジットカードジャンルの王道メディア戦略4選 | SEOメディア/ポイントサイト・セルフバック/アドアフィリエイト(アド運用)/SNS(インフルエンサー) |
| クレジットカードジャンルの成果報酬相場・成果地点 | ▼SEO 申込完了:数千円〜数万円 発券完了:数千円〜数万円 ▼ポイントサイト 発券完了:数万円 発券完了+数千円利用 など:数万円 ※特別単価で数万円までアップする場合あり |
| クレジットカードジャンルの成功イメージ | 新生活シーズンや決算期などの場合、獲得件数を5倍〜10倍まで引き上げたケースがある |
| クレジットカードジャンルの運用事例 | SEOメディア型/ポイントサイト型 |
| クレジットカードジャンルで成果を出す運用方法 | ・メディアごとの強化戦略を立てる ・単価を最適化する ・キャンペーンを活用する ・アフィリエイターに協力してもらう ・NG表現や注意文言のルールを作る |
| クレジットカードジャンルの注意点 | ・表現ガイドラインがないまま出稿を始めない ・密な連携ができるASP・メディアとつながる ・断定や保証表現には注意する ・特典やポイント表記は条件セットで書かせる ・規約やガイドラインに抵触しないようにする ・年会費や特典、キャンペーン内容が頻繁に変わる |
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クレジットカードジャンルの王道メディア戦略4選

クレジットカード(クレカ)領域は金融ジャンルの中でも競争が激しく、案件単価も高いため、複数チャネルを組み合わせて成果を最大化する戦略が重要です。ここでは、多くの広告主が取り入れている代表的な4つのメディア戦略をまとめます。
| 戦略名 | 特徴 |
| SEOメディア | ・検索エンジンからの自然流入を狙う手法 ・上位表示されれば継続的にCV発生を期待できる ・YMYL※領域のため参入障壁が高い |
| ポイントサイト・セルフバック | ・成果報酬の一部をユーザーにポイント還元し、インセンティブで申込を促す手法 ・独自ポイントやキャンペーンで短期間に集客しやすい ・ポイント目的のユーザーが多く、使われずに放置されやすい |
| アドアフィリエイト(アド運用) | ・アフィリエイターが自費で広告を出稿し、LPで獲得を狙う手法 ・LP改善と広告運用で短期間で件数を伸ばせる ・獲得優先で誇大広告やNG表現が出やすい |
| SNS(インフルエンサー) | ・XやInstagram、YouTubeなどでインフルエンサーの影響力を活用する手法 ・ファンの共感をベースに自然な訴求ができる ・投稿内容やニュアンスが個人の裁量に左右される |
※YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、Googleの検索品質評価ガイドラインにおいて、お金や健康、安全など、人々の生活や将来に重大な影響を与える可能性のあるトピック
それぞれの戦略について、詳しく見ていきましょう。
SEOメディア
| 項目 | 内容 |
| メリット | ・検索エンジンからの自然流入で安定した成果を獲得できる ・比較系や診断系など、検討度が高い顕在層のユーザーが多く申込の質が高い ・カードの種類やキャンペーン内容に応じた多角的な訴求が可能 |
| デメリット | ・有力メディアで強化するためには、成果報酬金額がかなり高くなるケースがある ・記事作成から検索上位化まで時間がかかり、成果発生までのリードタイムが長い ・Googleアップデートにより順位が大きく変動するリスクがある ・金融領域のため、景表法や金融庁ガイドラインに準拠した表現が必須である |
SEOメディアは、検索エンジンからの自然流入で継続的にアクセスを集められる集客チャネルです。獲得件数は比較的安定しやすく、カード申込につながるユーザーの質が高まります。
一方で、記事の企画・制作から掲載、さらに検索上位に上がるまで一定の時間がかかるため、成果が出るまでのリードタイムは長くなりがちです。クレジットカードはYMYL領域に該当するため、実際に獲得を出せるメディアはかなり限られます。成果報酬が十分に高くない案件は優先度を下げられ、そもそも掲載が進まない可能性もあります。
また、検索アルゴリズムのアップデートによって順位が大きく変動するリスクも無視できません。かつてはいわゆるディレクトリ型の寄生サイトが上位を占めていましたが、度重なるアップデートで軒並み順位を落とした経緯もあり、中長期でのリスク管理が必要です。
金融領域である以上、景表法や金融庁ガイドラインに準拠した表現ルールを整備する必要があります。誤解を招くような表現や過度なベネフィット強調はNGとなるため、広告主・ASP・メディアで、レギュレーションをすり合わせておくことが重要です。
ポイントサイト・セルフバック
| 項目 | 内容 |
| メリット | ・潜在層からも数多くのクレジットカード発行が期待できるため、発券数を増やす事に強み ・独自ポイントや還元率、交換ルートを訴求軸にすると、短期間で申し込みを集めやすくなる ・キャンペーン連動や期間限定ポイントアップなどと組み合わせることで、短期間で申し込みを集めやすくなる |
| デメリット | ・ポイント獲得が目的のユーザーが多く、カード継続利用や決済ボリュームが伸びにくい ・ポイント訴求に寄りすぎると、ブランドイメージや長期的な顧客育成とのバランスが崩れやすい |
ポイントサイト・セルフバックは、広告主からの成果報酬の一部をポイントとしてユーザーに還元し、インセンティブでカード申込を促す獲得チャネルです。独自ポイントを付与してユーザーを誘導し、短期間で大量の申し込みを集めやすくなります。
一方で、ポイント目的のユーザー比率が高くなりやすいため、「どこまでを許容LTVとみなすか」「他チャネルとどう役割分担させるか」を設計することが重要です。自己アフィリエイト(セルフバック)も含めて、ポイントサイトとセットで設計するのがクレジットカードジャンルにおける王道パターンと言えます。
ポイントサイトでは、クレジットカードの申し込みを成果の承認条件とすると、発行に至らない申し込みばかりが増えてしまうため、現実的に実施されることはほぼありません。
現実的には、クレジットカードの発行をポイント還元の承認条件とすることが一般的ですが、その場合、カードを発行したものの、その後の利用をしない休眠顧客も増えてしまうのが実情です。
そのような状況を回避するために、カード発行後に一定金額以上の利用があった場合に承認とする設計も非常に有力です。この場合、発行数の拡大だけではなく、実際にクレジットカードを使ってくれるユーザーを増やすことに貢献するため、LTV(顧客生涯価値)が高くなり、最終的なROASを改善することにもつながります。
ポイントサイトで結果を出していくためには、以下の要素をどのように設定するかが非常に重要なポイントとなります。
- 報酬金額
- ポイント還元率
- 成果承認条件
- キャンペーンの内容
これらの設計を戦略的に構築し、改善を繰り返していくことが重要なポイントとなります。クレジットカードに詳しい実績のある代理店に相談するのも一つの方法です。
アドアフィリエイト(アド運用)
| 項目 | 内容 |
| メリット | ・アフィリエイターが広告費を自腹で運用するため、広告主側の予算を使わない ・LP改善や訴求工夫が活発に行われるため、短期間で成果件数を伸ばしやすい ・成果報酬が高い案件であれば優先して取り組まれるため、爆発的な獲得が期待できる ・獲得につながらないメディアでも、露出が増えることでブランディングに貢献する |
| デメリット | ・金融庁ガイドライン・景表法に抵触するリスクが高い ・記事確認を徹底しないと不適切な表現を見落とす可能性がある ・リスティング広告ではなく、SNS広告でのアドアフィリエイトの場合には引き上げ率が若干低い傾向がある |
アドアフィリエイトは、アフィリエイターが費用を持ち出してLPを自作し、Web広告などを出稿し、成果報酬で費用を回収する施策です。
主にGoogleやYahooなどの検索結果に広告を出稿するリスティング広告メディアと、Instagram、YouTubeショート、TikTokなどに広告を出稿するSNS広告のアドアフィリエイトメディア、そしてニュースサイトなどのディスプレイ広告枠に出稿するディスプレイ広告のアドアフィリエイトの3種類があります。
リスティングメディア経由の申し込みに関しては、潜在層からの申し込みが多く、発券率や発券後の利用率が高い傾向があります。
その分、掲載したい広告の数が非常に多いため、以下の条件を求められるケースが目立ちます。
- 高めの報酬金額設定
- 承認率の保証
そのため、有力メディアの上位に掲載してもらう事はレッドオーシャン化しているのが現状です。
一方、SNS広告からの誘導に関しては、リスティング広告よりは若干質が落ちる傾向があり、発券率やその後の利用率が少し下がる傾向にあります。
そのため、広告主側もメディアから希望される承認率保証をつけることが難しいケースが多く、SNS広告のアドアフィリエイトで大量に、かつ継続的に広告を回すことができる広告主は限られているのが現状です。
SNS(インフルエンサー)
| 項目 | 内容 |
| メリット | ・若年層や検索しない層にリーチしやすくなる ・フォロワーとの信頼関係を活用できるため、自然な訴求がしやすい |
| デメリット | ・投稿内容や言い回しがインフルエンサーの裁量に左右されやすい ・PR表記や注意書きなどのガイドライン共有とチェック体制が必須になる ・フォロワーの質やアルゴリズムの影響で、獲得数やCVRにばらつきが出やすい |
インフルエンサーを活用し、X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeなどのSNSで集客する手法です。体験談や特典情報をベースにした共感型の導線が中心で、若年層やGoogle検索しない層へリーチできるため、潜在層を中心とした新規層獲得に強いのが特徴です。
一方で、投稿内容やトーンのコントロール、ステマ規制への対応など、ブランドとインフルエンサー双方での事前すり合わせをする必要があります。
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クレジットカードジャンルの成果報酬相場・成果地点

クレジットカード(クレカ)のアフィリエイト案件は、カードのステータス(一般・ゴールドなど)や広告主の予算時期によって報酬額が大きく変動します。一般的に、クレジットカードの成果報酬は、新規カードの発行で設定されることが多くなっています。
獲得件数が多いメディアや、検索上位に位置する有力な媒体に対しては「特別単価(特単)」が適用されるケースも珍しくありません。特単が適用された場合、通常単価の倍近く、あるいは数万円まで報酬が引き上げられることもあり、メディアの売上規模を大きく押し上げる重要な要素となります。
成果が発生するプロセスについては、以下の流れで「承認(確定)」となるのが基本です。
- ユーザーが申し込みを完了(この時点で成果発生)
- 成果が発生してからカード会社の審査や虚偽チェック
- 実際にカードが発行
ただし、集客チャネルの特性によって、成果として認められるための条件(成果地点)には傾向の違いが見られます。
SEOメディア経由のユーザーは、記事を読み込んで納得した上で申し込むためアクティブ率が高く、シンプルにカード発行で成果となるケースが主流です。一方、ポイントサイト経由の場合はポイント獲得のみを目的とした未利用リスクがあるため、「発行後、期限内に一定額のショッピング利用」を承認条件とする案件が増えています。
クレジットカードジャンルの成功イメージ

クレジットカード(クレカ)案件は、広告主側でのキャンペーン実施有無や、メディア側への予算投下によって、獲得件数が劇的に変動します。特にポイントサイト経由での獲得は、還元ポイント数と露出枠に大きく依存するため、その傾向が顕著です。
通常時は月数百件程度の獲得で推移する案件でも、新生活シーズンや決算期などの「強化期間」に合わせると、獲得数を5倍〜10倍以上まで引き上げることが可能です。
単価アップと固定費(露出枠購入)を組み合わせることで、ブーストをかけられます。特にポイントサイトでの大型露出は即効性が高く、2ヶ月程度の短期間で数千件〜1万件規模の獲得を実現する事例もあります。
クレジットカードジャンルの運用事例

弊社シードでは、クレジットカード(クレカ)領域においてSEO・ポイントサイト・広告運用など多角的な支援を行っています。ここでは、チャネルごとの特性をうまく活用し、成果を最大化した2つの事例(某流通系カード案件)をご紹介します。
- SEOメディア型
- ポイントサイト型
SEOメディア型
提携サービスのトレンド需要を、SEOの獲得導線にうまく取り込んだ事例です。某クレジットカードでは、グループ会社が実施しているキャンペーンにエントリーするのに当該カードが必要という切り口で訴求を強化しました。
その結果、通常時よりも20倍もの成果(CV)を創出することに成功しました。ユーザーのモノ消費の意欲を、うまく金融商品の成約につなげた事例です。
ポイントサイト型
広告主側のキャンペーン期間に合わせ、ポイントサイト内での露出を最大化させた事例です。
新生活シーズンや決算期など、広告主側で獲得目標数が大幅に引き上げられる「強化期間」に合わせて施策を展開しました。具体的には、広告主主催の入会キャンペーン実施のタイミングで、報酬単価を引き上げる「特別単価(特単)」を投入し、ユーザーへのポイント還元額を競合他社よりも際立たせました。これに加え、サイトのTOPページ掲載やメルマガ配信などの固定費枠を確保することで、アクセス数を物理的に最大化させました。
この「単価アップ」と「露出強化」の掛け合わせにより、通常期の数倍〜十数倍規模の獲得を実現し、短期間で数千件規模の会員獲得に成功しました。発券件数を9~10倍に増加させた事例もあります。
詳細は、以下の記事をチェックしてください。
クレジットカードジャンルで成果を出す運用方法

クレジットカード(クレカ)ジャンルのアフィリエイト運用で成果を出すには、以下のポイントを押さえることをおすすめします。
- メディアごとの強化戦略を立てる
- 単価を最適化する
- キャンペーンを活用する
- アフィリエイターに協力してもらう
- NG表現や注意文言のルールを作る
メディアごとの強化戦略を立てる
クレジットカード獲得においては、全方位にただ案件を公開するのではなく、チャネルごとの特性に合わせることが重要です。SEOメディアやアドアフィリエイト、SNSなど、それぞれのチャネルから月間でどれくらいの獲得を目指すのか具体的な目標値を設定しましょう。
具体的には、アドアフィリエイトであればリスティング広告のアドアフィリエイトなのか、SNS広告のアドアフィリエイトなのか、検討すべき項目は以下の通りです。
- 承認率保証をどこまでつけるか
- 成果報酬単価をどうするか
- 月の上限予算をどうするか
SNSであればどのようなインフルエンサーであれば自社のブランディング戦略に合致するか、どのような投稿はNGでどのような投稿はOKかの線引き、ブランディングの要素を含めた予算設計にするか、完全に獲得効率・獲得単価だけでの目標をKPIとするのか。
また、ポイントサイトのユーザーは、月が変わったタイミング(1日〜3日頃)で「今月のお得な案件」を積極的に探す傾向があります。そのため、この期間に合わせて還元ポイントを一時的に引き上げる施策を行うと、初速の獲得数が飛躍的に伸びます。
また、単価アップ期間中は、案件名に「【期間限定】高還元中!」や「〇月〇日まで」といった文言を追加し、視覚的に目立たせることも重要です。ユーザーの「今やらなきゃ損」という心理を刺激することで、クリック率と申込率を高めましょう。
各チャネルで守るべきルールと狙うべき数字を最初に明確にしておくことで、無用なトラブルを回避し、安心して獲得拡大にアクセルを踏めるようになります。
単価を最適化する
成果報酬は一律ではなく、基本報酬と「特別単価(特単)」を使い分けることで、メディア側の掲載モチベーションをコントロールします。例えば、比較記事で上位表示をしてくれる有力メディアや、これから露出を増やしたい注目の媒体に対しては、戦略的にインセンティブを配分します。
単にバラ撒くのではなく、「順位を上げてくれたら単価を上げる」といった条件交渉を行い、投資対効果を見極めながらメリハリのある単価設計をすることが大切です。報酬を単なるコスト(支払い)としてではなく、メディアを能動的に動かすための「投資」と捉える視点が求められます。
キャンペーンを活用する
ユーザーの需要が高まる「新生活シーズン(3〜4月)」や「ボーナス時期」などは、獲得数を一気に伸ばすチャンスです。このタイミングに合わせて広告主側で入会特典を強化するだけでなく、アフィリエイト報酬でも一時的な特単を設定することで、メディア側の露出を一斉に強化できます。
季節需要とインセンティブ投下を掛け合わせることで、短期間に爆発的な獲得件数を叩き出すことが可能です。
アフィリエイターに協力してもらう
アフィリエイト運用は、突き詰めると「人対人」の関係構築がモノを言います。有力なアフィリエイターやメディア運営会社とは、こまめにコミュニケーションを取り、双方がウィンウィンとなれるような、親密でしっかりとした関係を構築することが重要になります。
特に重要な施策は、すでに集客力のある「売れる記事」での露出を強化してもらうことです。 具体的には、検索上位にある比較記事のランキングで順位を上げてもらったり、CVR(成約率)の高いレビュー記事の中で優先的に紹介してもらうよう働きかけます。そのための材料として、一次情報の提供や特単の調整を行い、協力体制を築くことが有効です。
強いメディアを持つ担当者と密に連携し、信頼関係を深めておくことが、競合他社に差をつけるポイントとなります。
NG表現や注意文言のルールを作る
金融領域であるクレジットカードジャンルでは、コンプライアンス遵守が生命線です。景品表示法や金融庁のガイドラインに抵触しないよう、あらかじめ「NG表現リスト」や「必須の注意書き(注釈)」、公式サイトからの「引用ルール」などを明文化しておきましょう。
これらのルールをASPやアフィリエイターに共有し、徹底させることで、意図しない誇大広告や誤解を招く表現を防止できます。獲得成果を追い求めつつも、法的な安全性には一切妥協せず、ブランド毀損のリスクを最小限に抑える体制づくりが不可欠です。
クレジットカードジャンルの注意点

クレジットカード(クレカ)ジャンルのアフィリエイト運用を実施する際は、以下の点は必ずチェックしましょう。
- 表現ガイドラインがないまま出稿を始めない
- 密な連携ができるASP・メディアとつながる
- 断定や保証表現には注意する
- 特典やポイント表記は条件セットで書かせる
- 規約やガイドラインに抵触しないようにする
- 年会費や特典、キャンペーン内容が頻繁に変わる
表現ガイドラインがないまま出稿を始めない
トラブルを未然に防ぐためには、出稿を開始する前に、必ず「NG表現集」や「注意文言のテンプレート」、「引用ルール」などをまとめた明確なガイドラインを策定しましょう。 後から修正を依頼するのは多大な労力がかかる上、ブランドイメージの統一も難しくなります。
事前にこれらのルールに同意したメディアとのみ提携を進めることが、安全な運用への第一歩です。
密な連携ができるASP・メディアとつながる
金融商材では、万が一誤表記や不適切な訴求が見つかった際、即座に修正や配信停止を行うスピード感が求められます。連絡がつきにくかったり、対応が遅いパートナーと組んだりするのはリスクそのものです。
そのため、緊急時にすぐに連携が取れるASPや、信頼のおけるメディア担当者と強固なパイプを作っておくことが、危機管理の観点から重要です。
断定や保証表現には注意する
「必ず審査に通る」「ブラックでも作れる」「絶対にお得」といった断定的な表現や、利益を保証するような言い回しは厳禁です。これらの表現はユーザーに誤解を与えるだけでなく、貸金業法や景品表示法などの法令違反に問われる恐れがあります。
あくまで、審査の傾向やおすすめする理由としての紹介にとどめるよう、表現のニュアンスには細心の注意を払わせましょう。残念ながら、獲得成果を優先して意図的にルールを逸脱するメディアも少なからず存在します。定期的なパトロールで目を光らせ、悪質なケースでは提携解除も辞さない毅然とした対応が必要です。
特典やポイント表記は条件セットで書かせる
「最大◯◯ポイント還元」といったメリットのみを大きく強調し、取得条件を小さく書いたり隠したりする表記はNGです。 「入会後3ヶ月以内に◯万円以上の利用」や「リボ払い登録」など、ポイント獲得に必要な条件を必ずメリットの近くにセットで記載させましょう。
ユーザーが誤認することなく、正しく内容を理解できる表記を義務付けることが不可欠です。
規約やガイドラインに抵触しないようにする
景品表示法や金融庁の監督指針、さらにはステマ規制など、クレジットカード領域に関連する法規制は多岐にわたります。 これらに抵触しないよう、法的にNGなワードや、掲載時に必須となる「注釈・注意書き」を事前に整理し、ASPやメディアへ漏れなく共有しておきましょう。
法令遵守はメディア任せにせず、広告主側が主導してコントロールする必要があります。具体的には、以下のように物理的に違反を見逃さないワークフローを構築するのがおすすめです。
弁護士監修のチェックリストを用いた定期パトロールを週次や月次で実施する
年会費や特典、キャンペーン内容が頻繁に変わる
クレジットカードは、入会キャンペーンの内容や適用条件、時には年会費そのものが頻繁に変更されます。古い情報のまま掲載され続けると、ユーザーからのクレームや補償問題に発展しかねません。
そのため、情報変更時の「一斉連絡のフロー」や「修正対応の期限」をあらかじめメディア側と取り決めておき、常に最新情報が掲載される運用フローを構築しておくことが大切です。
クレジットカードのアフィリエイト運用ならシードへ

株式会社シードでは、一般向けカードはもちろん、難易度の高い法人カード領域においても多数の運用実績がございます。過去の大型キャンペーンで培った知見に加え、主要ASPや有力メディアと定期的に情報交換を行うことで、常に「最新の勝ちパターン」を保持しているのが強みです。
また、社内には金融ジャンル特有の法規制やリスク管理に精通した専門コンサルタントが在籍しております。攻めの獲得と守りのコンプライアンスを両立し、安心して運用をお任せいただける体制を整えています。
「今の運用に改善余地はないか?」「リスク管理は十分か?」「他の代理店の意見も聞いてみたい」など、どのようなお悩みでも構いません。まずは弊社の知見がお役に立てるか、無料相談にてお話しさせてください。
まとめ

クレジットカード(クレカ)領域のアフィリエイトは、市場規模が大きく競合も激しいレッドオーシャンです。
しかし、正しい戦略とリスク管理を持って挑めば、事業の柱となる大きな成果を生み出せるポテンシャルがあります。押さえておきたいのは、自社のフェーズや予算に合わせて最適なポートフォリオを組むことです。また、成果報酬額の調整(特単)や、アフィリエイターとの強固なリレーション構築など、泥臭い交渉や調整の積み重ねが、最終的な獲得数の差となって表れます。
また、クレジットカードはポイントサイトでの獲得も大きな比率を占めます。そのため、発行枚数だけを追うのではなく、最終的なLTVを考慮したROASという観点で、どのような成果報酬金額、ポイント還元率、承認条件の設計が最適かを常に分析し、改善を繰り返すことが重要です。
発行後の利用を促すためのCRMの構築や強化も、非常に重要なポイントとなります。クレジットカードのアフィリエイトは、金融商品である以上、コンプライアンス遵守は絶対条件です。「コンプライアンス」という守りをしっかりしながら、「獲得」という攻めを計画的に行い、「LTVを考慮したROASを改善」し続ける。
これが、激戦区であるクレジットカードのアフィリエイトにおいて勝ち残るための必要な要件となります。ぜひ本記事の内容を運用の参考にしてください。




